学校の施設に不備によって生じる事故、クラブ活動中の事故（柔道の投げ技などの後の死亡事故等、熱中症）、様々な事故が考えられます。
熱中症については学校事故の中でも裁判例が多く、死亡にも繋がることもあり注意を要します。私の世代では水を飲むなという指導が横行していましたが、現在はそこまで行かないまでも熱中症について理解の薄い指導者のもと、このような事故が後を絶ちません。学校においても労働現場においても熱中症の対策は非常に重要です。

学校内で事故の場合に注意を要するのは、独立行政法人日本スポーツ振興センターの災害共済給付の請求を忘れないということです（学校の過失の有無を問いません。）。
しかし、この給付で全ての補償がされるわけではなく、学校に損害賠償請求ができる場合があります。

詳細を書き尽くすことはできませんが、少しでも分からないことがございましたら、まずはご相談下さい。